【日本人はATM】ヤンゴンでミャンマー人の男3人組に5万5千円ぼったくられた【2019海外旅行】
君は海外旅行で知らない人からお金を取られたことはありますか?
そんなことがあれば、楽しい海外旅行も台無しですね。
僕がミャンマーの最大都市ヤンゴンで5万5千円取られた体験談を書きます。
ヤンゴン・ダウンタウンで知らない男から声をかけられた
ヤンゴン・ダウンタウンは、ミャンマーで一番、人がたくさん歩いてる場所です。
とはいっても渋谷センター街のように人が多くなく札幌市や福岡市や広島市くらいの人口密度ですのでそこまで人は多くないです。
ホテルにいても退屈なのでダウンタウンを街歩きしていると、20代前半くらいの知らないミャンマー人の青年が声をかけてきました。
ハロー、ジャパニーズ?
そんな感じの声掛けでした。
イエス!
って答えました。
ロンジーをはいてないことを指摘され、一緒にロンジーを買うことになりました。
ロンジーとは、ミャンマーの民族衣装で、ゆったりとした1枚布のスカートのようなものです。
ロンジーは、5000チャット=350円程度で買えて激安でした。
そこで帰ればよかったんですが、いいところ連れていってあげるよ、という誘いに乗りました。
ヤンゴンの川向こうダラ地区へ連れられる
ミャンマー人の青年が二人になり、川の方へ向かうことになりました。
ボートです。
ボートの乗船料5000チャットを払ってそのまま乗りました。
川は茶色でゴミが流れてるくらい汚いです。
10分くらい揺られてると川向こうの街、ダラ地区 Dalla Township ဒလ ျမိဳ့နယ္へ着きました。
ヤンゴンのダウンタウンとは違い、ダラ地区は未開発な田舎のような町並みが広がってます。
バイクの後ろに乗せてもらい、ダラ地区の街並みををぐるぐる案内してもらいました。
ミャンマーは仏教の国です。
そこら中にお寺や仏像があります。
お寺に連れられて裸足になります。
ミャンマーの参拝はお辞儀ではなく土下座でやります。
お辞儀が終わったあと、3人目のミャンマー人男性が現れました。
本人は、レンタルバイクのオーナーと名乗ってました。
ビルマ文字が分からずレンタルバイク代で2万円ぼったくられる
現金は小銭しか持ってなかったため、レンタルバイク代を支払うべく、ダラ地区にあるATMへ向かいました。
レンタルバイク代は20000チャット=1400円と言ってました。
クレジットカードがあればミャンマーでもATMでお金が引き落とせます。
キャッシングってやつです。
ATMにいてもミャンマー人の男が見ています。
ATMの使用言語を英語にしていたのですが、男からミャンマー語にして欲しいと言われたので、ミャンマー語へ変更しました。
ミャンマー語は、ビルマ文字という独自の文字を使っているため日本人、中国人、韓国人、隣国のタイ人ですら読める人はほとんどいません。
こんにちは=ミンガラバーはビルマ文字でこのように書きます。
မင်္ဂလာပါ
丸くてよくわかりません。
しかも、Google翻訳アプリでカメラから翻訳が未対応の言語です。
さらに数字も独自なんです。
0 ၀
1၁
2၂
3၃
4၄
5၅
6၆
7၇
8၈
9၉
何が何だか分かりません。
完全にはめられました。
ATMでは、30万チャット=2.1万円を引き落とされました。
さきほど言ってたレンタルバイク代より1桁多いです。
30万チャットはレンタルバイクオーナーに渡されました。
現金が引き落とせてるのにATMが壊れていると言われる
3人のミャンマー人男性とボートに乗ってホテルのあるダウンタウンへ帰りました。
レンタルバイクオーナーには、料金を支払ったのにまだATMへ向かおうとしています。
そこで20万チャット=1.4万円引き落とされたのですが、ATMが壊れているので他へ行こうと言われました。
はぁ?って思いましたが、逃げる気力もなくついて行きました。
このミャンマー人3人組は警備員のいるATMへ行きたがりません。
無人のATMを探しています。
次の無人ATMでは、30万チャット=2.1万円を引き落とされました。
このままずっと取られ続けるのも馬鹿らしいのでなぜ、そんなに金を取るのか聞きました。
帰ってきた返事は、ガイド料金だと。
やっぱり観光案内はタダにはなりません。
高すぎることを伝えました。
値段が高い=expensiveで十分です。
いくらなら大丈夫か聞かれました。
2万チャット=1400円返してもらってそれ以上返してもらうの疲れるのでOKと言ってお別れしました。
ヤンゴンの観光ガイドだけで5万5千円取られる
30万チャット+30万チャット+20万チャット-2万チャット=78万チャット=54,658.57 円
約5万5000円を取られたことになります。
ミャンマー人の平均年収は12万円なので、5万5000円は大金です。
ミャンマーでは知らない人の誘いに気をつけよう
ミャンマーだけではなく、ベトナムやタイ、カンボジアでも同じです。
外国で知らない人に声かけられた場合、日本人である君はフリーターだろうと無職でも金持ちと見られます。
なにかしてあげる代わりに金よこせって言われます。
もし誘われた場合は、Noとはっきり言うか、How much?とちゃんと言いましょう。
ぼったくりに対して戦おうとしてはいけません。
もめごとを起こせば警察は自国民の味方になります。
外国人である僕らは立場が低いのです。